URL・メールアドレス偽装チェッカー
怪しいURLやメールアドレスが本物か、貼るだけで確認。見た目そっくりの偽装やフィッシング詐欺を見破ります。
判定は端末の中だけで行います。メールの画面からコピーして貼ると、リンクの本当の行き先も調べます。QRコードの画像は貼り付けでも読み取れます。
見つかった問題
オンラインで詳しく調べる
サーバーが代わりにサイトを開き、画面・登録日・証明書・ブラックリストを確認します。
詳しい分析を見る
ホスト名の正体
文字ごとの分解
| # | 文字 | コードポイント | 文字体系 | 判定 |
|---|
例を試す
偽物のURL・メールアドレスの見本です。押すと入力欄に入り、どこが怪しいのかが表示されます。押してもそのサイトが開くことはありません。
URLの例
メールアドレスの例
偽のURL・なりすましメールの見分け方
このツールでわかること・わからないこと
わかること
- そっくり文字・スペル違い・見えない文字(
аmazon、amaz0n、rakutenn) - 本物の名前を使った偽ドメイン(
amazon.co.jp.evil.xyz、amazon-co-jp.com) - 主要ブランド約50社・人気サイト約1万3千件に似せた名前
- メールの表示名・差出人・送信元認証・添付ファイル(Gmail の「詳細を表示」も)
- SMS・メール本文やQRコードの中のURL、メール画面からコピーしたリンクの本当の行き先
- オンライン:転送先・画面の撮影・登録日・サーバー証明書・フィッシングサイトの一覧
わからないこと
- ウイルスが仕込まれているか
- 乗っ取られた本物のサイト
- 調査のアクセスにだけ中身を隠すサイト
- ヘッダーなしで差出人が本物か
図解:フィッシング詐欺の偽装の手口と見分け方
まずは基本:ドメインは「右から」読む
URLの中で持ち主を決めるのは、最初の /(または ?・#)の直前にある登録ドメインだけです。それより左(サブドメイン)と右(パスなど)は、持ち主が好きな文字を自由に書けます。
自由に付けられる account-verify.xyz登録ドメイン
ここが持ち主 /loginパス
自由に書ける
見分け方:「最初の /・?・#」を探し、その直前から左へ読みます。この例の持ち主は Amazon ではなく account-verify.xyz です。
そっくり文字(ホモグラフ)危険
見た目は同じでも、コンピューターの中では別の文字です。ドメイン名にはキリル文字やギリシャ文字も使えるため、ラテン文字の代わりに混ぜ込まれます。
аmazon.comxn--mazon-3ve.com日本語の文字も使われます。英字の間の ー(長音)はハイフン、ノ はスラッシュ、〇・ロ は o に見えます(例:rakutenーcard.com)。日本語だけのドメイン(スーパー.jp など)は問題にしません。
スペル違い危険注意
本物の名前を1〜2文字だけ変えた偽物です。赤い部分が変えられた文字です。
| 本物 | 偽物 | 手口 |
|---|---|---|
amazon | amaz0n | 数字の 0 を o に見せる |
paypal | paypa1・PayPaI | 1 や大文字の I を l に見せる |
microsoft | rnicrosoft | rn を m に見せる |
rakuten | rakutenn | 1文字重ねる |
rakuten | raku_en | 1文字抜く |
amazon | amzaon | 隣同士を入れ替える |
amazon | ammazzon | 何か所も重ねる |
microsoft | micr_softt | 2文字違い(8文字以上の長い名前だけ・注意) |
apple・yahoo のような5文字の名前は、apply のような普通の英単語と紛れやすいため「注意」に留めます。
末尾(TLD)や区切りの変更危険
名前はそのままで、末尾や「.」の位置だけを変えた別のドメインです。
| 本物 | 偽物 | 手口 |
|---|---|---|
amazon.com | amazon.co・amazon.cm | 「.com」の打ち間違いを狙う |
amazon.co.jp | amazon-co-jp.com | 「.」をハイフンに変える |
amazon.co.jp | amazon_co.jp | 「.」を抜いてつなげる |
nta.go.jp | kokuzei-go-jp.com | 役所専用の「.go.jp」に見せる |
見分け方:.go.jp(政府)・.lg.jp(自治体)・.co.jp(日本の企業)は審査のある専用ドメインで、本物は必ず末尾に付きます。
本物の名前をサブドメインに入れる危険
左側に本物のドメインを丸ごと書き、本物のサイトだと思わせます。
ただの飾り account-verify.xyz本当の持ち主
本物の名前が右端以外にある時点で、その会社のサイトではありません。一覧にない会社でも shop.example.com.secure-pay.top のように途中に「○○.com」があれば検出します。
@ と \ のトリック危険
URLの中の @ より前は「ユーザー名」扱いで、接続先とは無関係です。
逆に、ブラウザは \(バックスラッシュ)を / と同じに扱います。@ の後ろが接続先に見えても、実際はその手前までがドメインです。
(\ は / と同じ)
記号のそっくり文字危険
本物の /・.・- に見える別の記号を使い、区切りがあるように見せかけます。
www.amazon.co.jp⁄signin.account-check.comwww.amazon.co.jp⁄signin.account-check.com見えない文字・全角文字危険注意
amazon.comamazon⟨ゼロ幅スペース⟩.com画面に表示されない文字や、文字の並び順を入れ替える制御文字が紛れ込んでいることがあります。amazon.com のような全角表記も、正規のメールではまず使われません(フィルターをすり抜ける目的で使われます)。
ブランド名+単語・詐欺の定番の言葉注意
公式ショップや関連サービスを装う名前です。一覧にない会社でも、次のような言葉を含むドメインは検出します。
secure-account-verifyログインや本人確認を装う単語の組み合わせfuzai=不在・haitatsu=配達kanpu=還付・kyufukin=給付金mibarai=未払い・teishi=停止
本物のサイトを経由させる(リダイレクト)注意危険
URLの先頭が本物のドメインでも、中に別のサイトのURLを入れて転送させる手口です。
クリック
google.com本物(経由するだけ)
amaz0n-login.top偽サイト(本当の行き先)
行き先が aHR0cHM6Ly9… のように読めない形(Base64)や、%253A のように何重にも変換されて隠されていても、元に戻して調べます。
同じように、URLの後半に本物のドメインを書いて、そこで終わっているように見せる手口もあります(持ち主は色の付いた部分)。
secure-check.top/www.amazon.co.jp/signinパス(/の後ろ)に書くget-help.page?google.com?の後ろに書く192.17.42.13#google.com#の後ろに書く
誰でも作れるサービス上のアドレス注意危険
付けられる部分 .web.appサービスのドメイン
(Firebase)
- 注意無料ホスティング:
web.app・github.io・pages.dev・vercel.appなど - 危険ダイナミックDNS:
duckdns.org・ddns.netなど(SMS詐欺で多用) - 注意中身を誰でも作れる:Googleフォーム・Googleサイト・Amazon S3 など
運営会社(Google や Amazon)のドメインでも、ページを作ったのは無関係の第三者です。
危ないファイル・危ないURLの種類危険
- 危険
.apkAndroidアプリ(宅配業者を装うSMSで多発) - 危険
.exe・.msiなど Windowsの実行ファイル - 危険
.mobileconfigiPhoneの設定を書き換えるファイル - 危険
.iso・.imgなど 中に実行ファイルを隠すディスクイメージ - 注意
.zip・.rarなど ウイルスを隠すための圧縮ファイル - 危険
itms-services:App Store を通さずにアプリを入れさせる - 危険
search-ms:・ms-msdt:Windowsの機能を悪用する
でたらめな文字列・長すぎるURL注意
x7k2qp9zt.com(母音がない、英字と数字が細かく混ざる)のようなでたらめな名前は、使い捨てのフィッシングドメインの特徴です。また、長いドメインはスマホで末尾が見切れます。
鍵マーク(https)があっても本物とは限らない危険注意
鍵マークは「通信が暗号化されている」という意味で、「本物の会社のサイト」という意味ではありません。証明書は無料ですぐ手に入るので、いまのフィッシングサイトの多くは正しい証明書を使っています。
🔒 signin.amazon-account.topAmazon そっくりのサインイン画面
amazon-account.top は Amazon(amazon.co.jp)と無関係逆に、証明書がおかしいサイトは要注意です(オンライン調査で調べます)。
- 危険証明書の期限切れ・別のサイトの証明書
- 注意中継(Cloudflare)の奥のサーバーの証明書がおかしい
前者はブラウザに「この接続ではプライバシーが保護されません」と出ます。後者は Cloudflare のエラー 525・526 になり、放置されたサイトや、停止されたフィッシングサイトによく見られます。
見分け方:鍵マークではなく、ドメイン(持ち主)を見てください。偽物は「○○.本当の持ち主」のように、持ち主の左に別の名前を付けて作られることがよくあります。
メールアドレスの読み方危険注意
差出人の「表示名」と、@ より前の「ユーザー名」は、送る側が自由に決められます。見るべきなのは @ より後ろのドメインだけです。
自由に書ける < amazon.co.jp-securityユーザー名
自由に書ける @ mail-notice.cnここが送信元 >
Amazonカスタマーサービス <…@gmail.com>企業を名乗るフリーメール"Amazon <info@amazon.co.jp>" <notice@amz-info.top>表示名の中に本物のアドレスを書くsupport@amazon.co.jp全角の「@」(本物の @ ではない)楽天カード <info@mail.card-notice.top>表示名だけ会社を名乗る
スマホのメールアプリでは表示名しか見えないことが多いので、「楽天カード」「Amazon」のような有名な会社の名前がよく使われます。表示名ではなく、@ の後ろを確かめてください。
HTMLメールのリンク危険
HTMLメールでは、画面に表示される文字と、クリックしたときの行き先を別々に指定できます。
https://www.amazon.co.jp/https://amaz0n-security.top/signin見分け方:パソコンならリンクにマウスを乗せる、スマホなら長押しすると本当の行き先が表示されます。本文中に入力欄(フォーム)があるメールも危険です。
Gmail などのメールの画面からメールをコピーして貼ると、見えている文字だけでなく、リンクの本当の行き先もまとめて調べます(結果の下の「読み取ったHTMLを見る」で、コピーされた元のデータも確かめられます)。
メールヘッダーで差出人を確かめる危険OK
差出人のアドレスは偽装できますが、受信したサーバーが「本当にそのドメインから送られたか」を確かめた結果がヘッダーに残っています。
amazon.co.jp
返信先(Reply-To)…@gmail.com
ヘッダーの出し方:Gmail はメールの「︙」→「メッセージのソースを表示」、Outlook は「…」→「表示」→「メッセージのソースを表示」。表示された文字をまるごと貼り付けてください。
手軽な方法として、Gmail で差出人の下の「▼」(詳細を表示)を押して出る From・To・件名・送信元・署名元をまるごと貼っても判定できます。「署名元」は Gmail が電子署名で確かめた送り主のドメインで、差出人のドメインと違えば「注意」です。
本文をまるごと貼る
https://sagawa-exp.fuzai-check.top/
SMSやメールの本文、HTMLメールのソースを貼ると、中のURL・メールアドレス・ドメインを全部取り出して一覧で判定します。hxxp・[.] のような無効化表記も元に戻して調べます。
メールの配送経路(Received)注意
メールは複数のサーバーを中継して届き、各サーバーが「どこから受け取ったか」を書き足していきます。下から読むと送信元から自分までの経路になります。
amazon.co.jp実体:cheapvps.top
中継mx.example.ne.jp
受信あなたのメールサーバー
送信元のサーバーが Amazon を名乗っているのに、実際の接続元の名前(逆引き)が別のドメインなら「注意」です。送信から受信まで極端に時間がかかっているものも表示します。
本文の文面注意
本文を貼ると、詐欺の定番の言葉を種類ごとに数えます。複数の種類がそろうほど怪しくなります。
- 急がせる至急・24時間以内・本日中・期限(カードの「有効期限」は除く)
- 不安をあおる期限切れ・停止・凍結・ロック・未払い・法的措置
- 情報を求めるパスワード・カード番号・セキュリティコード・本人確認
- 簡体字「请」「认证」「账户」など日本語にない字(機械翻訳の跡)
オンライン調査(ボタンを押したときだけ)
結果画面の「オンラインで詳しく調べる」を押すと、このサイトのサーバーがあなたの代わりに調べます。あなたの端末から怪しいサイトに直接つながることはありません。
| 調べること | 分かること |
|---|---|
| ページを実際に開く | 短縮URLや転送の本当の行き先、転送の途中にある怪しいサイト、アプリを直接開かせる転送(intent: など)、ダウンロードされるファイルの種類 |
| ページの中身を読む | Amazon などを名乗る偽のログイン画面、パスワード・カード番号の入力欄、入力内容の送信先、入力内容を Telegram・Discord へ送るプログラム、右クリック禁止などの妨害、http のままのログイン画面、本物のサイトから画像を借りて見た目をまねていないか、自動で別のサイトへ移動させる仕掛け、読めなくしたスクリプト |
| ブラウザで表示して撮影 | サーバーのブラウザ(iPhone として)で実際に開いた画面の画像。スクリプトで後から作られる偽ログイン画面や、ブラウザで開いたときだけの転送も分かります。自分で開かずに見た目を確かめられます |
| サーバー証明書 | 証明書の名前・発行元・有効期間。期限切れや別のサイトの証明書なら「危険」、中継サービス(Cloudflare)の奥のサーバーの証明書がおかしければ「注意」 |
| ドメインの登録日 | 作られて30日以内なら「危険」、半年以内なら「注意」(.jp は JPRS、それ以外は RDAP で調べます) |
| フィッシングサイトの一覧 | JPCERT/CC(日本のセキュリティ調整機関)が確認したフィッシングサイトや、OpenPhish・Phishing Army に報告済みのサイトかどうか |
| DNS | ドメインが実在するか。メールアドレスなら、返信を受け取れるか(MX)、なりすまし対策(SPF・DMARC)がされているか |
| IPアドレス | サーバーやメールの送信元の国・事業者 |
外部のサービスに送るのはドメイン名とIPアドレスだけです。調べたURLそのものにアクセスするのは、このサイトのサーバーです。撮影に使うブラウザは毎回まっさらな状態で開き、ダウンロードや内部ネットワークへの通信はさせません。
人気サイトに似せた名前危険注意
世界の人気サイト上位1万件と、日本のサイト約3,600件(Tranco の一覧)を持っていて、それに似ているのに人気サイトそのものではないドメインを検出します。主要ブランドとして登録していない会社の偽装も拾えます。
| 人気サイト | 偽物 | 判定 |
|---|---|---|
yodobashi.com | y0dobashi.com | 見た目が同じ → 危険 |
kakaku.com | kakaku.cm | .com の打ち間違い → 危険 |
cookpad.com | cookpadd.com | 1文字違い → 注意 |
suumo.jp | suumo.top | 同じ名前で末尾が違う → 情報 |
QRコード(クイッシング)注意
紙の通知・駐車場の張り紙・メールの画像に載せたQRコードから偽サイトへ誘導する手口です。QRコードは中のURLが目で見えないので、読み取ってすぐ開くのは危険です。「QRコードの画像を読み込む」から画像を選ぶか、入力欄に画像を貼り付けると、中のURLを取り出してこのページで解析します(画像は端末の外に送りません)。
添付ファイルとヘッダーの細かい不整合危険注意
- 危険
請求書.pdf.exe二重拡張子(本当の種類は最後の拡張子) - 危険
.exe・.iso・.lnkなど、開くとプログラムが動く添付 - 注意
.html・.svgの添付(開くと偽のログイン画面)、マクロ付きの Office 文書、圧縮ファイル - 注意送信日時のタイムゾーンが
+0800(日本の会社なら+0900) - 注意Foxmail・Outlook Express・一括送信ツールで送られている
- 情報Message-ID のドメインが差出人と違う、宛先が非公開(一斉送信)
主要ブランドの公式ドメイン照合
Amazon・楽天・Apple・Google・Microsoft・PayPal・LINE・日本郵便・ヤマト運輸・佐川急便・国税庁・マイナポータル・ETC・えきねっと・携帯各社・カード会社・銀行・証券・PayPay・Steam・Discord・暗号資産取引所・ドメイン会社(ムームードメイン・お名前.com)など約50社の公式ドメインと照らし合わせます。
できないこと
- ウイルスが仕込まれているかどうか:オンライン調査でもページやファイルを実行はしないので、ウイルスの有無までは分かりません。ダウンロードされるファイルの種類で判定します
- 中身を隠すサイト:調査用のアクセス(データセンターからのアクセスなど)にだけ無害なページを見せる「クローキング」をするフィッシングサイトは、スクリーンショットでも見抜けないことがあります。撮影はスマホ・日本語・日本時間として開いて、なるべく本物の中身を見せるようにしています
- ヘッダーなしでの差出人の確認:差出人アドレスそのものは偽装できます。アドレスだけを貼った場合は本物かどうか確定できないので、ヘッダーごと貼り付けてください。また転送されたメールでは認証結果が変わることがあります
- 本物のドメインが悪用されているケース:乗っ取られた正規サイトは、オンライン調査でページの中身(ブランドを名乗る偽のログイン画面など)が見えれば検出できますが、確実ではありません
- 登録日が分からないドメイン:
.io・.itなど一部のドメインは、登録日を無料で調べる窓口がありません。無料ホスティングの中の名前(○○.web.appなど)にも登録日はありません - 人気サイト一覧にもない企業の偽装:主要ブランド約50社と人気サイト約1万3千件のどちらにもない会社は、比べる本物がないため
〇〇-shop.comのような偽装を見抜けないことがあります。オンライン調査の登録日・ページの中身で補います - 中継サービスの奥のサーバー:Cloudflare などを通しているサイトは、奥にある本当のサーバーの証明書の中身や場所が外から見えません。分かるのは「奥の証明書に問題がある」ことまでです
- でたらめ判定は目安:英単語でない社名や略語などで出ることもあれば、読める単語を組み合わせたフィッシングドメインは見逃します
- 文面の判定は目安:急がせる・不安をあおる・個人情報を求める言葉や、日本語では使わない簡体字を数えるだけで、文章の意味までは理解しません。正規のお知らせでも同じ言葉は使われます
- 配送経路は送信側の申告:Received ヘッダーは途中のサーバーが書き足すもので、送信元に近いものほど偽装できます。信頼できるのは自分の受信サーバーが書いた行(一番上)です
ふだんの判定は端末の中だけで行い、外部には送りません。「オンラインで詳しく調べる」を押したときだけ、このサイトのサーバー(fakecheck.liteside.dev)が代わりに調べます。